カレーで社内交流・家族写真をプレゼント・会議室が自分の名前に!? IT企業のこだわり施策〜ウエディングパーク・モバイルファクトリー・オプト〜

一風変わった制度やこだわり施策を取り入れている企業が多いIT業界。今回は、株式会社ウエディングパーク、株式会社モバイルファクトリー、株式会社オプトのユニークな施策をご紹介します!

※この記事は、2016年7月発行「GrandStyle」7月号を編集したものです.

 

ウエディングパーク: “オリジナル家族”とカレーで交流?新卒社員のための『カレーファミリー制度』

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『カレーファミリー制度』は、新入社員が先輩社員2人と“オリジナル家族”をつくり、定期的にカレーを食べながらコミュニケーションを図るというものです。新入社員を対象にした同社独自の社内制度創出コンテストから生まれ、新社会人のスタートアップ支援を目的に、’16年4月より実施されました。交流は昼でも夜でも家族の都合で決めてOK。カレーの種類も問いません。

なぜカレー…なぜファミリー…?そんな疑問を、株式会社ウェディングパーク広報・尾崎佳苗さんに伺いました!

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■昨年の新卒社員が発案
『カレーファミリー制度』は、その名のとおり、家族でカレーを食べる制度です。ただ、家族といっても、新入社員1人に対し、リーダー職を〝親担当〟、年齢の近い中堅社員を〝きょうだい担当〟として割り当てた〝オリジナル家族〟のこと(笑)。家族3人でカレーを食べながら定期的に交流することで、社内の横や斜めの人間関係を構築し、新入社員の不安を払拭したり、先輩社員との交流活性化を図ったりすることが狙いです。新社会人のためのスタートアップ支援制度として、昨年の新卒社員が発案。私もメンバーの一員として制度化の実現に携わりました。

■なぜカレーなのか?
家族が一堂に会する場として思い浮かぶのは、食卓です。そこに並べるのに最適な料理はなんだろうと検討しているなかで、『同じ釜の飯を食う』ということわざの意味からも、皆でシェアして食べられるような料理が良いと考えました。鍋や鉄板料理などの案も出たのですが、いろいろと調べるうちに、カレーには、セロトニンが多く含まれていることがわかりました。セロトニンは〝幸せホルモン〟とも呼ばれ、ストレスを緩和し、安らぎを与えてくれる効果があると言われています。カレーは多くの人が好きな食べものでもありますし、制度の特徴から見てもぴたりとハマったんです。

■親、きょうだいはメンター
親社員、きょうだい社員には、メンターとしての役割があります。共通の目標を立てたりしながら、新入社員のモチベーションを引き出すほか、業務に関するアドバイスもしています。新入社員にとって、親・きょうだい社員は、良き相談相手であり良き理解者。
親・きょうだい社員も新入社員に頼られることは励みになるようで、相互に良い関係を築けています。先日は、新入社員研修の成果を見た家族から、「よくやった、妹よ!」「さすが俺の息子!」といった声が飛び交うなど、早くも家族の絆が垣間見られました。

■社内にも好影響がじわり
制度実施の様子は社内SNSで全社に共有されており、コミュニケーションの潤滑油になっています。実施に合わせて、家族以外の社員が裏カレー会を開催したりもしているらしく(笑)。導入からまだ日は浅いですが、徐々に社内に浸透していると感じますね。
会社の成長が進むなか、他部署や直属の上司以外との良好なコミュニケーションは、ますます重要になると考えています。社員が増えても風通しの良い職場環境を保っていきたいです。

モバイルファクトリー:会社が家族との記念写真をプレゼント・プロが撮影する『M×F (Memorial × Family)』

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年に1度、社員にとって大切な日に、プロの出張カメラマンに家族写真を撮ってもらえる『M×F(Memorial × Family)』。株式会社ノハナのロケーションフォトサービスと連携し、希望者が直接申し込みを行って撮影、写真は約1ヶ月後にDVDでデータとして納品されます。未婚の社員であっても、両親の結婚記念日や母の日/父の日などに利用することが可能です。ペットとの記念撮影もOKだそう。

夢のあるこの施策の詳細について、株式会社モバイルファクトリー人事総務部・小出浩子さんに伺いました。

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■『感動を持ち歩け。』を体現
『M×F( Memorial × Family )』は、代表・宮嶌の「家族との思い出づくりを大切にしてほしい」という思いから生まれました。当社のブランドメッセージである『感動を持ち歩け。』を具現化する施策でもあり、’13年10月より実施しています。

■家族と過ごす一瞬一瞬を形に
利用シーンは、お子さんのハレの日が多いようです。1才の誕生日・七五三・卒園式など、成長を祝う場には写真がつきものですからね。プロにカメラを任せることで、パパもママもイベントに専念できますし、両親がそばにいることで、お子さんも生き生きした表情になるようです。親にしか見せない顔や自然な笑顔をとらえた写真の数々は、プロならではのクオリティ。
現時点では、お子さんの行事に合わせた利用が多いのですが、利用制限は特に設けていません。未婚の社員でも、ご両親との撮影に利用してもらったり、ペットとの思い出の写真を残したりなどさまざまに活用してほしいです。

■パネルやフォトブックにする社員も
撮影された写真は約1ヶ月後にDVDでデータとして納品されます。出来上がりを見た時の感動はとても大きく、「お願いして良かった」という声が毎回聞こえてきます。社員以上にご家族がお喜びになるケースも多く、なかにはイベントが決まるたびに、家族から申し込みをリクエストされるリピーターもいるほどです。
本制度自体は写真の納品までなのですが、その後、写真をパネル用に引き伸ばしたり、フォトブックを作ったりして楽しむ社員もいるようです。また、撮影した写真を社内報に寄せてくれる社員もおり、明るい話題を社内に提供してくれています。

■家族は活力の源
当社は、「社員に優しい会社」を目指し、仕事と育児の両立がしやすい職場環境の整備に力を入れています。代表・宮嶌自らも育児休業を取得するなど、それぞれの家族を思いやる文化が根付いているんです。家族は、すべての活力の源。社員の家族を大切にし、撮影や写真を通して得られた感動体験を、業務にフィードバックすることで、より良い仕事に繋げてもらえると、会社としても嬉しいです。

オプト:MVP社員の名が会議室名に尊敬と期待を表する『MVPプレート』

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半期に一度選出されるMVP社員のフルネームが、大会議室の名称としてプレートに刻まれる。『MVPプレート』には、会社で最もイノベーションを起こした社員に対する尊敬の念と、さらなる活躍への期待の意が込められています。プレートは半年間掲示され、掲示を終えたプレートは本人へ贈呈されるそう。大会議室以外にも、同社の各会議室には、偉大なイノベーションを起こした歴史上の人物の名がつけられています。

自分の名前を刻もうとする社員の熱が伝わってくるようなこの制度の詳細について、株式会社オプト社長室広報チーム・良田幸さんに伺いました。

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■移転を機に、会議室を偉人の名に
当社は、’12年のオフィス移転にあたり、「イノベーションを起こしやすいワークスペースづくり」を目指し、オフィス環境を刷新しました。その中で会議室を大幅に増設した際、各室にイノベーションを起こした歴史上の偉人の名をつけることになり、公募によってそれぞれの会議室名が決まりました。イノベーションカンパニーを理念に掲げる当社ならではの施策です。

■君もオプトのアインシュタイン!
この流れのなか、半期に一度選出するMVP社員の氏名を大会議室の名称にしようという取り組みが生まれました。社員名が記されたゴールドのプレートを半年間に渡り掲示するというものです。ここには、「あなたはアインシュタインやガリレオのように、今のオプトで一番大きなイノベーションを起こした人物です」という敬意と、今後のさらなる飛躍への期待が込められており、現在までに16名の社員の名が掲示されました。

■取引先に感謝を表す意味も
『MVPプレート』の掲示先が大会議室である理由は、大勢の目に留まりやすいからです。特に、社員に成長機会を与えてくださった取引先に向けて、「おかげさまで受賞することができました」という感謝の気持ちを表す意味合いが大きいですね。受賞者にとっては少し恥ずかしい気持ちもあるようですが、取引先からいただくお祝いのメッセージや熱い激励は、仕事への情熱を燃やす原動力になっているようです。また、今まで交流のなかった社員とのコミュニケーションのきっかけになるなど、社内的な効果も現れています。

■掲示後は本人に寄贈
掲示を終えたプレートは、その後本人に贈られ、自宅で本棚などに飾る社員もいるといいます。「自分が選ばれるとは思いもよらなかったが、当初の戸惑いから大きなモチベーションに変化していった」という受賞者の声からも、MVPに輝くことは、新たな活躍への意欲に繋がっています。
『MVPプレート』の掲示は、受賞時だけに留まらない反響を社内外に生み出しています。今後も受賞社員の喜びやモチベーションを増幅させる施策として、また社内外のコミュニケーションツールとして、より良い活用を目指していきたいです。

 

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