IT企業のこだわり施策〜ZUU・JUBILEE WORKS

一風変わった制度や施策を取り入れている企業が多いIT業界。今回は、ZUU・JUBILEE WORKSのユニークな施策をご紹介します!

 

■ZUU:『下克上ランチ』全員が創業者。役員に物申す!?

『下克上ランチ』は、社員が役員とランチを共にしながら、新規事業の提案や業務の相談などができる施策です。堅い話でなくても、個人の悩みや雑談も可。隔週で開催し、参加は毎回先着順です。社員からの直談判のみならず、自身が必要とする情報を役員から吸収する場としても機能しています。

『下克上ランチ』、どのような効果を生み出しているのでしょうか?株式会社ZUU取締役COO・原田佑介さんに伺いました!

 

■始まり:情報の全社共有が目的

「全員創業者」をVALUEとする当社。誰もがビジネスを生み出すためには、組織内での情報格差をなくすことが重要だと考えています。そのためには、誰もが肩肘張ることなく自由に発言でき、情報に自由にアクセスできる場が必要と考え、2016年1月にスタートしました。

 

■こだわりポイント:希少性は不要な要素

先着順だと、参加できない人が出て不公平じゃないか? いえ、むしろ思い立った時に参加できる気軽さがいいんです。予約制だと、参加する側の気持ちも構えてしまいます。隔週という頻度もポイント。希少性を排除し、いつでも誰でも参加しやすい状態を保っています。

 

■効果:信頼が強い組織を生む

下克上ランチで得た気づきが、社員一人ひとりのその後の行動に如実に表れており、満足度の高さを感じます。社員が役員と直接話せる場を設けること自体が、そもそも大事なこと。その場の密なコミュニケーションにより、信頼関係が構築され、強い組織づくりに繋がっています。

 

■JUBILEE WORKS:『ニックネーム制度』Fred、Tiger、Tony…ここは外資系企業?

『ニックネーム制度』は社長以下、全員がニックネームで呼び合う制度。①ニックネームは自分で決める、②氏名を連想させるものは避ける、③“さん”“役職”付けで呼ばない、というルールです。なかでも③は「いきなりは無理!」と思うでしょう? ですが、これが一番のポイントだそう。

『ニックネーム制度』はどのような効果を生み出しているのでしょうか?株式会社JUBILEE WORKS 共同創業者取締役・松田駿一(ニックネーム LOUIS)さんに伺いました!

 

■始まり:前職の文化が定着_

当社の創業メンバーの多くは、カカオジャパンで出会ったメンバーです。韓国にある本社が、ニックネームで呼び合う文化だったため、独立後の現在もその流れを汲み、そのまま制度として定着しました。と言いつつ、いまさら本名で呼び合うのがお互い気恥ずかしいことも理由の1つですね(笑)。

 

■こだわりポイント:電話の取り次ぎは難問?_

外部へは本名を名乗るので、「松田…?あぁ、ルイね」と、電話の取り次ぎに戸惑うことがあります(笑)。また、メールアカウントもニックネームを使っているため、取引先から不思議に思われることも。社内はエピソードに事欠かず、いろいろな反応を楽しんでいます。

 

■効果:フラットな環境を実現

ニックネームで呼び合うことが、社員同士の距離を縮めています。敬称を付けないので、次ぐ言葉もカジュアルになり、自然と素直な意見が引き出せるのです。そのおかげで会話の質が高まり、ディスカッションも盛んに。結果として良いサービスの提供に繋がっています。

 

取材・執筆/ 香川妙美 『Grand Style』9号  2017年1月発行

 

 

 

 

 

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